ショパンの有名な曲

『幻想即興曲』

実は最近、この曲がすっかりお気に入りになっています。

初めてこの曲に出会ったのは、小学生のころ。

友達のピアノ発表会に行った際

講師演奏でこの曲が披露されたのです。

そのときのインパクトは今でもはっきりと覚えています。

「こんなすごい曲がこの世にあるんだ……!」

と、子ども心に強く感じました。

当時は何も知らなかったので

「これは世界で一番難しいピアノ曲なんじゃないか?」

とすら思っていたほどです(笑)

とはいえ、それがきっかけで

「いつか絶対この曲を弾こう!」

と強く思ったわけではありません。

そのときそのときで好きな曲を選び

気ままにピアノを楽しんでいたので

いつの間にか『幻想即興曲』のことも忘れてしまっていました。

そして月日が流れ、この歳になってから。

レッスンでの鑑賞用に何か良い曲はないかなと考えていたとき

ふと思い出して弾いてみたのがこの『幻想即興曲』でした。

すると――

大・大・大好きになってしまったのです!!!

「こんなに素晴らしい曲を、今まで弾かずにいたなんて……!」

と、本気で思わざるを得ませんでした。

あの冒頭の旋律の高揚感。

そして、中間部のメロディの美しさといったら……

弾いていると、うっとりしてしまいます。

最後の終わり方も、意外なほど静かで

そこがまた魅力的ですよね。

まだまだ人前で披露するには

足りない部分もたくさんありますが

もう少し弾けるようになったら

いつかレッスンの鑑賞用に使いたいなと思っています。


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